メープルハウスの創業者は割烹から不動産へ大転身した人だったんです!

以下は、以前、私が読んで取って置いたインターネットの記事です。メープルハウスの創業者の小久保定久氏に取材し、紹介していただいています。※ 掲載のお許しを得たいと思ったのですが、書かれた方がわかりません。ご連絡をさしあげたいと思いますので、お待ちしています。原文には「社長」とありますが、ここでは「創業者」に言葉を置き換え、掲載します。
☆☆☆ 抜粋 ☆☆☆
創業者の小久保氏は割烹から不動産へ大転身した人だったFC(フランチャイズ)に加盟しているのは、すべて不動産会社。何故、不動産会社なのか――。  その話を進めるために、メープルハウス設立までの経緯を聞いてもらいたい。  小久保氏は1944年(昭和19年)、地元・毛呂山の生まれである。 1988年に祥栄不動産を設立し、不動産業に進出した。その時、44歳。少し遅い船出であるが、 「私は割烹をやっていたのですよ。」  なんと小久保氏、割烹の店主だったのだ。 「割烹というのはきつい仕事でして、朝の4時から築地に仕入れに行き、帰ってきて魚を洗う、そして、夕方から店を開けますが、ほとんど1日仕事。忙しければ忙しいほど仕込みの時間が長くなるから夜の1、2時までかかったりする。となると、3時間か4時間しか眠れない。 18名ほど従業員がいましたが、休まれるとこちらに負担がくる。若いときは好きだからできるけど、これから先、人を使ってやっていく自信というのがなかった。体力の衰えもあったけど、これはいつまでもやる仕事ではないなと。体力があるうちに転職しようと……。」   そこで選んだのが不動産業だった。 「店のお客さんで不動産をやっている人が何人かいまして、話を聞いていると、気楽そうでなかなかいい。体力もつかわないし楽そうだからと安易な気持ちで踏み込んだのです。」  割烹から不動産への大転身となるが、建売住宅を手掛けていった。小久保氏は“安易な気持ち”での転身と語っていたが、言葉とは裏腹に、そういう安易な考えで仕事をする人ではない。自分で魚をつけこんだり、酢も醤油も自分でつくったりしていたが、板前としての腕も一流だったようで、不動産でも入れ込むタイプのよう。  「この仕事を始めて疑問に思ったのは、不動産会社の建売住宅というとどこも同じような家だし、これがいちばん安いんだとお客さんに押しつけていたのが気になっていました。家というのはお客さんの好みがあるわけだから、こういうものをつくりたいというのがあるはずなのです。ところが、個性的な家を頼んだのにそれはできないよと、それが不思議でした。」  割烹も建築も同じはずだ、それはお客さんに満足してもらうこと――、そんな想いが深まっていった。いい味を出すために、いいものはどんどん取り入れる そこでアメリカに行く。アメリカの建売住宅を勉強しに行ったのだ。その時、どんなことを学んだのですかと聞くと、 「割烹も洋食とか中華を取り入れて、おいしいものを追求しています。建築もそうなると思いました。いいものに国境はない。いいものであれば国産であろうが、輸入であろうが、どんどん取り入れればいい、そんなことを考えました。」 “割烹=建築論”とでも名付けたい衝動にかられるが、小久保氏の追求は食も住も同じ、ともかくいいものをという視点だった。  そこで始めたのがカナダの住宅である。注文住宅の会社をつくって、初めはそっくりそのまま建てようとパックで輸入し、カーペンターも呼び寄せた。しかし……。カーペンターの質も材料もよくない、失敗の連続だった。あれこれ勉強代を払って、辿り着いたのがカナダの住宅をそっくりそのまま建てるのではなく、自分なりに“味付け”していこうということだった。その方がいい味がでるし、ムダもなくなって、しかも安く提供できると。このあたりまさに割烹論理だった。 アメリカに行ったのが1996年のことだから、約5年ほど勉強し、いい味がでたところでFCを始めたということになる。地域の優良な不動産会社が自信をもって家を売ってもらいたい さて、そろそろ何故、加盟店に不動産業者を選んだのかという話をしなければならないが、小久保氏が割烹から不動産業に転身したとき、疑問に思ったことが一本の線で結ばれている。同じような家ばかりつくる建売住宅、高いものを売り付ける不動産業者……、これではダメだと輸入住宅に進んだのだが、自分のところだけでなく他の不動産業者もやってもらえれば、いい住宅がもっと広まる……、そんな想いがあったからだと言う。 「不動産業者というと、品質が悪い、面倒見も悪いと。そうではなく、地域の優良な不動産会社が自信をもって家を売っていく、それを目指したいのです。」   営業は加盟店、建築の仕事は本部でというのも不動産業者を相手にしているからである。建築が苦手でもすぐに参入できる仕組みにしたのだ。(※ 現在は、輸入住宅だけでなく、工法も、在来工法、2×4(ツーバイフォー)工法、RC(コンクリート)ラーメン工法など、建築の領域が拡がり、これらの建築を自社でできない会社も加盟しています。)いかがでしたか?次回は現在のメープルハウスの仕組み、「どうしてメープルハウスは高品質で安心安全な家を建てることができるのか?」、その秘密をご紹介したいと思います。